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ISS 、継続会を選択した企業の議案に対し「棄権」推奨

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:5月11日、議決権行使助言会社ISSは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を踏まえ、2020年6月1日以降に開催される株主総会に対する議決権行使基準の対応方針を発表した。とりわけ、継続会方式を採用した企業の一部議案について「棄権」票を投票することを推奨している点に注目してみたい。
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コロナと戦う開示①:SHIFT社の決算説明会資料

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:SHIFT社の決算説明会資料に投資家からの熱い視線が注がれている。好調な業績を冒頭に大きく開示するのかと思ったら、そうではなくコロナ感染情報や対策について詳述する。一歩先を見据えた財務施策や人事戦略を紹介し、コロナ後のビジョンも語っている。
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コロナは経理をどう変えるか①:転換期にある経理の働き方

執筆者:河辺亮二氏(米国公認会計士)概要:経理、経営企画などのスタッフは、オフィス内で長時間の業務を遂行することが一般的であり、これほど長い期間、在宅勤務を経験することは初めてだ。こうした勤務状況は新型コロナウイルス感染拡大が収束すれば終わるという一過性のものではなく、新しい働き方のモデルとして恒常化する可能性が高いのではないか。
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企業と投資家は痛みを分け合い柔軟な対応を!:ICGNのメッセージ

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:4月23日、ICGNが「Covid-19蔓延下でのガバナンスの優先課題」というステートメントを発表した。日経の記事では配当にフォーカスしていたが、それ以外にも重要な指摘がたくさんあるため、紹介したい。
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新型コロナ危機下に株主総会を予定どおり行うか、未来を見据えて判断を(2)

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:決算報告(監査)なき株主総会にどんな意味があるのだろうか。決算・監査のクオリティ向上、緊急事態宣言中の経営・事業の体制のあり方、従業員・株主の安全を鑑み、1社でも多くの企業が株主総会の延期を積極的に検討されることを願いたい。
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給付金の申請自粛を呼びかけるのではなく、所得に応じた「定額増税」を検討してみては?

執筆者:熊王征秀氏(税理士)概要:新型コロナウイルスの緊急経済対策としてすべての国民に所得制限なしで一律10万円を支給する補正予算案が閣議決定された。「所得制限なし」に問題があるのは事実である。これに対して、一定所得以上の納税者への「定額増税」を提言してみたい。
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新型コロナ危機下に株主総会を予定どおり行うか、未来を見据えて判断を

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:新型感染症で企業の決算実務に甚大な影響が出ている。株主総会について、そもそも「予定どおり開催すべきか」を真剣に考える必要がある。監査が完了しないのに、株主総会を開催する意味はどこにあるのか。投資家、会計士、経理担当者等がどうこの問題を捉えているかをまとめた。