読書術&書評

2項対立的な思考を読み解き,その先へ(連載「ニューノーマル時代の読書術」)

執筆者:今福愛志氏(日本大学名誉教授・日本大学大学院講師) 概要:何気ない日常生活が,COVID-19でもろくも崩れさった。意外なことに,その間,本の中身も読み方も大きく変わった。著者のニューノーマル時代の読書術4つを紹介する。
読書術&書評

未知から既知への旅を楽しむ(連載「ニューノーマル時代の読書術」)

執筆者:武田雄治氏(公認会計士) 概要:読書は,常に未知のパンドラの箱を開けるという「楽しみ」である。この「楽しみ」は,書店で本を選んでいる時から始まっている。本稿では,筆者なりの本の読み方,本の選び方を紹介し,実務家の皆様に役に立つと思われる文献も紹介する。
会計・監査

コロナと戦う開示⑭2050年ネットゼロに水素で立ち向かう三菱重工

執筆者:三井千絵氏 概要:菅首相は臨時国会の所信表明演説で「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と発言した。2050年カーボンニュートラル達成に向け動き出した三菱重工。10月末に公表された「中期経営計画(2021事業計画)」をもとに解説する。
会計・監査

コロナと戦う開示⑬株主総会前に有価証券報告書を提出したオリンパス

執筆者:三井千絵氏 概要:有価証券報告書の「総会前」提出は積年の課題であるが、今年オリンパスが実施して注目されたのは記憶に新しい。すでに中間決算(3月期)が発表されているが、コロナ、KAMと重要論点が満載であるため、おさらいしておきたい。
お知らせ

コロナ禍特有のM&Aデューデリジェンスの留意点

執筆者:中山博喜氏 概要:コロナ禍はM&A実務にも大きく影響を及ぼす。現地視察ができない、予算が削減された、事業計画の前提が変わった、など5つのポイントを整理し、戦略的デューデリジェンスの重要性について解説する。
お知らせ

コロナ禍において経理業務をテレワークに変えていくべき理由

執筆者:原幹氏(公認会計士)概要:ソーシャルティスタンスがビジネスにおいても新常識になった社会では、揺り戻しが多少あったとしてもテレワーク型勤務は避けて通れない道だ。経理部門も例外ではない。経理のテレワークを実現するために最も大事なこととは?
会計・監査

英国FRCは、コロナ禍における企業開示をどう評価したか?

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:英国のFRCが7月に公表した「COVID-19 Thematic Review」では、新型コロナウイルスの影響をどのように企業が開示したのか、グッドプラクティスを多数分析しており、日本企業にも役立ちそうだ。
Opinion

テレワーク時代における働き方で思うこと

このパンデミックにおいてテレワークは大変な広がりを見せた。それは我々が関わる会計や監査の分野でも同様である。テレワーク実施にあたっては、臨機応変な対応が重要となる。
会計・監査

コロナと戦う開示⑫:オリックス 複雑な事業をどう見通していくか

オリックス(米国基準)の開示の情報量は投資家からも好評だ。ただ、持分法適用会社Avolon(IFRS、航空機リース)が減損計上する一方で、オリックスの開示書類に言及はない。この点、会計上の見積りの仮定も含めよりわかりやすい開示を期待したい。
会計・監査

IFRS第16号「リース」の修正「Covid-19に関連した賃料減免」の開示例

5月に国際会計基準審議会(IASB)より公表されたIFRS第16号「リース」の修正「Covid-19に関連した賃料減免」について、8月17日現在で、約17社ほどが同基準の適用について開示を行っているため、本稿にて紹介する。