会計・監査

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コロナと戦う開示⑰ 経済だけでなく、開示の質も牽引役であってほしいトヨタ

執筆者:三井千絵氏 概要:2月10日に発表されたトヨタの第3四半期決算は、3カ月利益で前年比増益となり、業績予想も上方修正した。数字の精度にはけちのつけようもないが、もう少しその計算の背景、根拠も説明してほしいという不満もあるようだ。
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コロナと戦う開示⑯夢の国を想う顧客や従業員に対するオリエンタルランドの取組み

執筆者:三井千絵氏 概要:コロナ禍の影響はディズニーリゾートに直撃した。運営するオリエンタルランドの業績はもちろん、ゲストや2万人ものキャストたちに大きな影響を与え続けている。会社はどのように取り組み、それを説明しているのだろうか。
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コロナと戦う開示⑮従業員が奏でるAnother Sky、ANAの取組み

執筆者:三井千絵氏 概要:コロナ禍による航空産業への打撃は極めて大きい。一部の従業員の一時休業等を強いられたANAホールディングスはどんな開示を行ったのか。事業等リスクの開示をはじめ、従業員の手による新しい形の《企業開示》を紹介したい。
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コロナと戦う開示⑭2050年ネットゼロに水素で立ち向かう三菱重工

執筆者:三井千絵氏 概要:菅首相は臨時国会の所信表明演説で「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と発言した。2050年カーボンニュートラル達成に向け動き出した三菱重工。10月末に公表された「中期経営計画(2021事業計画)」をもとに解説する。
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コロナと戦う開示⑬株主総会前に有価証券報告書を提出したオリンパス

執筆者:三井千絵氏 概要:有価証券報告書の「総会前」提出は積年の課題であるが、今年オリンパスが実施して注目されたのは記憶に新しい。すでに中間決算(3月期)が発表されているが、コロナ、KAMと重要論点が満載であるため、おさらいしておきたい。
お知らせ

コロナ禍において経理業務をテレワークに変えていくべき理由

執筆者:原幹氏(公認会計士)概要:ソーシャルティスタンスがビジネスにおいても新常識になった社会では、揺り戻しが多少あったとしてもテレワーク型勤務は避けて通れない道だ。経理部門も例外ではない。経理のテレワークを実現するために最も大事なこととは?
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英国FRCは、コロナ禍における企業開示をどう評価したか?

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:英国のFRCが7月に公表した「COVID-19 Thematic Review」では、新型コロナウイルスの影響をどのように企業が開示したのか、グッドプラクティスを多数分析しており、日本企業にも役立ちそうだ。
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コロナと戦う開示⑫:オリックス 複雑な事業をどう見通していくか

オリックス(米国基準)の開示の情報量は投資家からも好評だ。ただ、持分法適用会社Avolon(IFRS、航空機リース)が減損計上する一方で、オリックスの開示書類に言及はない。この点、会計上の見積りの仮定も含めよりわかりやすい開示を期待したい。
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IFRS第16号「リース」の修正「Covid-19に関連した賃料減免」の開示例

5月に国際会計基準審議会(IASB)より公表されたIFRS第16号「リース」の修正「Covid-19に関連した賃料減免」について、8月17日現在で、約17社ほどが同基準の適用について開示を行っているため、本稿にて紹介する。
Opinion

コロナと戦う開示⑪:Jフロントの減損の開示に投資家も賛否両論?

執筆者:三井千絵氏(データアナリスト)概要:J.フロント リテイリングは、第1四半期決算では業績予想を大きく下方修正し、年次決算で見送った配当予想を開示した。同社の減損の判断に用いた会計上の見積りの仮定の開示については、投資家サイドでも評価が分かれているようだ。