お知らせ

ニューノーマルを考えるための読書(連載「ニューノーマル時代の読書術」)

執筆者:鈴木一水氏(神戸大学教授)概要:コロナ禍のもと,これから何がニューノーマルになるのかはっきりしない現在では,望ましいニューノーマルを1人ひとりが自分の頭で考えなければならない。そのためには,哲学,社会思想史あるいは歴史といった教養を深めることが必要である。教養を身につける読書は先ずマス重要になってくる。
読書術&書評

公への関心と自律を研ぎ澄ます読書のすすめ(連載「ニューノーマル時代の読書術」)

執筆者:醍醐聰氏(東京大学名誉教授)概要:不確実性がいっそう強まるニューノーマル時代,組織の一員であると同時に社会の一員,家族の一員,そして自律した個人として,どのように理性的に,また心豊かに生き抜いていくのか。その糧となりそうな書物を紹介する。
読書術&書評

「落ち着けドナルド。落ち着け!」とグレタ・トゥンベリさんは言った(連載「ニューノーマル時代の読書術」)

執筆者:百合野正博氏(同志社大学名誉教授)概要:コロナ禍で,多くの人たちは人と人との関係性が薄くなった反面,自由に使える時間は増え,本を手にとる時間的余裕は生まれているのではないか。ここでは,ゴマンとある書籍から厳選したおすすめの本3冊の紹介,そして読者への短いアドバイスを送る。
Opinion

「風立ちぬ」、樋口一葉、そしてUber運転手ー『感染症と経営:戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか』へのイントロダクション

コロナ禍、私たちは死の可能性や将来の不確実性に直面している。感染症に苦しむ日本社会は『風立ちぬ』のような「過去」ではなかったのだ。―こんな世の中、何をどうやって、どうしていけばいいわけ?―そのヒントを、「企業」との関係から考えてみたい。
読書術&書評

ESGと財務諸表(連載「ニューノーマル時代の読書術」)

執筆者:秋葉賢一氏(早稲田大学大学院教授)概要:ニューノーマル時代のなかで,最近見聞きするキーワードの1つにサステナビリティ(持続可能性)が挙げられる。これは,SDGs,ESG,そして非財務情報につながる。ESGと財務諸表との関係を考察するにあたって,どのような本を読むとよいのかについて取り上げる。
お知らせ

コロナ禍の中で注視しておきたい日銀ETF購入の行方

平山賢一氏(東京海上アセットマネジメント㈱執行役員 運用本部長)概要:日銀は日本株最大投資家となった。「臨時、異例」だったはずのETF購入=市場介入がなぜ長期化したのか、出口戦略はあるのか。待望書『日銀ETF問題』がいよいよ刊行!
会計・監査

コロナと戦う開示⑰ 経済だけでなく、開示の質も牽引役であってほしいトヨタ

執筆者:三井千絵氏 概要:2月10日に発表されたトヨタの第3四半期決算は、3カ月利益で前年比増益となり、業績予想も上方修正した。数字の精度にはけちのつけようもないが、もう少しその計算の背景、根拠も説明してほしいという不満もあるようだ。
会計・監査

コロナと戦う開示⑯夢の国を想う顧客や従業員に対するオリエンタルランドの取組み

執筆者:三井千絵氏 概要:コロナ禍の影響はディズニーリゾートに直撃した。運営するオリエンタルランドの業績はもちろん、ゲストや2万人ものキャストたちに大きな影響を与え続けている。会社はどのように取り組み、それを説明しているのだろうか。
人事・労務

対談ウィズコロナの人材マネジメント①給与、報酬の本質は?

【阿部直彦氏・川上真史氏対談】コロナ禍を給与制度評価を見直す良いタイミングと考えている企業は多い。どうすれば社員の信頼を勝ち得つつ、人事制度改革を成功に導くことができるのか。第1回は、人事制度、戦略を取り巻く環境変化とその背景を解説する。
会計・監査

コロナと戦う開示⑮従業員が奏でるAnother Sky、ANAの取組み

執筆者:三井千絵氏 概要:コロナ禍による航空産業への打撃は極めて大きい。一部の従業員の一時休業等を強いられたANAホールディングスはどんな開示を行ったのか。事業等リスクの開示をはじめ、従業員の手による新しい形の《企業開示》を紹介したい。